2006年09月06日

高校入試の用語

基本用語
(1)前期・後期募集
平成17年度入試から埼玉県公立高校は、これまでの推薦・一般の入試区分を改め、中学校長の推薦状が無くても受験できる「前期募集」、あわせて一般入試を「後期募集」と変更した。

前期募集は、自己PR書の提出により出願が認められる。入試選抜は、調査書と面接のほかに、学校ごとに「総合問題」「作文(小論文)」や実技系の学科の「適性検査」、外国語系学科の「英語による問答」などが採用されている。

後期募集は、これまでの一般入試と同様で、5教科の学力検査と調査書が選抜資料となる。埼玉では,相関表方式という独自の選抜方法をとるが、調査書の各教科の評定と学力検査のウェィトが3:7〜7:3の範囲で学校・学科ごとに定めることになっている。

(2) 地域選抜
前期募集の中での公募推薦制度。あらかじめ指定された中学校の在籍者に対して、希望者を公募し別枠で選考する制度。選に漏れた場合前期募集に繰り入れられ、改めて選抜対象となる。市立高校受験には有利と見られる。

(3)内申点
入試の際、中学から受験高校に提出される「調査書」の各項目の内「学習の記録欄」に記入される評定のこと。平成16年度入試から、各学年の評定が記載されるようになり、公立高校入試では、各学年の使用の比重が(1:1:2のように)発表されている。(1:1:2の場合、1年次評定合計×1+2年次評定×1+3年次評定合計×2での評価)私立高校には、独自の調査書様式を持つ高校があるが、多くの高校では公立高校提出用の写しが提出されることが多い。

(4)通学区
 埼玉県では、平成15年度までは、公立高校の普通科で、通学している中学校によって受験できる通学区が決められ、受験できる高校が制限されていた。平成16年度入試からこの制度が廃止され自由に受験できるように変更された。

(5)入試年度
 今年の新中学3年生は平成17年度生だが、入試は平成18年度高校入学生のためのものということから、平成18年春の入試年度は「平成18年度入試」となる

(6)公立高校入試
都立高校入試では、入学手続き期間が設けられ、入学辞退が可能となっているが、埼玉・千葉では入学手続き自体が実施されていない。このため原則として合格したら入学するものとみなされる。また,県毎に入試日程が異なるが、公立高校の受験は入試制度ごとに1校と定められている。

(7)私立高校入試
平成16年度までは首都圏では、推薦・一般の入試区分があり、1月22日解禁の入試を「推薦」、2月入試を「一般」といっていたが、平成17年度入試から、埼玉県私学が前期・後期制に移行した。前期は1月22日から2月9日まで、それ以降を後期と定義している。

推薦入試・一般入試(前期・後期)とも単願・併願の独自の制度を持つ高校が多い。 単願とは、第一希望の受験生を指すことが多く、単願受験生を優遇する高校も多い。併願とは、公立または他の私学を第一志望とする受験を指す。併願を前提とする受験生に、公立や他の私学の合格発表後まで、入学手続き(入学金の納入)を待つことも多く、このことを延納と言う。

(8)推薦・一般(単願・併願)基準
 私立高校の推薦・一般(単願・併願)には制度のある場合が多く、内申や欠席などの出願資格や合格基準を公表する高校が多い。各校の内容が違うため、学校説明会や入試説明会に参加し調べる必要がある。

特別な用語
(1)入試相談・個別相談会
平成5年までは全国で事前相談という名称のもと、12月上旬に中学校の教員が私立高校へ出向き、募集担当者と、具体的に生徒氏名,内申,偏差値を提出の上、単願,併願の出願についての相談を行っていた。多くの場合、私立高校から中学校に基準が提示され、基準に添う生徒はほぼ内定になっていたことから「単願確約,併願確約」という名称が使われていた。

埼玉県では、平成9年までは事前相談を「入試相談」と呼称を変更し継続していたが、平成9年度は併願,平成10年度に推薦の入試相談を「解消」している。埼玉県私立中学高等学校協会は,平成9年6月の申し合わせで「受験生及びその父母等からの進路打ち合わせ」という表記を使用し,公式に進路打ち合わせをオープン化している。現在入試相談を行っていないのは首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)で埼玉県だけであり、東京・千葉では平成16年度も12月15日から前述の相談会が各私立高校で実施される。但し、同制度を持たない学校があることに注意。また、東京や千葉の私立高校も、個別相談を実施するケースが増加している。具体的な合格の可能性など教えてくれる学校や優遇をしてくれる学校も多い。

参加者希望者は10月ごろから始まる学校説明会に参加すれば,各校の目安や個別相談の参加の仕方などの具体的な内容の説明がある。電話やはがきによる申し込み制をとる学校もあるので注意。参加者には学校のオリジナルカードを配布する学校が増加している。出願時に願書にオリジナルカードを添付させたり、カード番号を書き入れる学校もある。

(2)自己推薦
推薦を中学校長の推薦に限定せず、入試の当事者である本人、もしくは保護者に推薦権を与える方式。高校の推薦基準に足りない生徒に受験機会を与える主旨から実施する高校が多い。埼玉では、平成17年度に前期・後期方式に移行したが、推薦制度を継続する学校は多く、東京や近県の私立高校では、推薦・一般の入試区分は存続している。

(3)B推薦
推薦入試の中で、併願を認める方式。平成9年度の中学校長会のQ&Aに「S高校の,いわゆるB推薦については…」という一文があり、「B推薦」という言葉が定着した。すでに埼玉県内の私立高校47校中、39校に導入され、この入試を利用する受験生は多い。東京・千葉私立高校でも、埼玉・千葉の生徒対象のB推薦を実施する学校が急速に増加している。17年度入試から、埼玉では前期入試に単願・併願の区分をする高校が増えたが、前期併願入試と同意語となる。東京では、埼玉の生徒に限定したB推薦を実施する高校が増加している。

(4)アラカルト入試
文部科学省が全国の公私立高校に「入試の多様化・選抜尺度の多元化」を要請したことを受けて、「入試の複数日程化」,「教科選択」,「傾斜配点」などの新しい入試制度が、急速に取り入れられている。

(5)延納、延納手続き金
 私立高校では公立高校第一志望の生徒のために、公立高校の合格発表日まで入学手続きを延期できる制度を持つ学校が多い。この制度を「延納」という。B推薦の定着と共に、入学金の一部を延納手続き時に納める制度を持つ高校が増加している。入学すれば、入学金に充当されるが,入学辞退の際には掛け捨てとなる。学校によって5,000円から、30,000円程度まであるので注意が必要。千葉県では50,000円の学校が多い。

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posted by 塾長 at 16:02 | 日記
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