2006年09月06日

地元集中

地元集中(じもとしゅうちゅう)とは、公立中学校において、地域の中学生が公立高校を受験する際に、地元にある特定の高校一校のみを選択するように進路指導することを意味する。地元集中は、大阪府の高槻市、枚方市、守口市、門真市、寝屋川市、交野市、松原市、大阪狭山市、や和歌山県などの一部の地域で実施されていた。地元集中は、公立中学校教員により、制度に基づかず展開される運動であり、教育委員会の審議を経て正式に制度化されたものではないため、教育行政のあり方として疑問がある。また、日本国憲法第26条で規定される条文「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」に違反するとの指摘も一部ではある。

地元集中と学区
地元集中は、「地域の子どもを地域で育て、高校間の学力格差を解消する」ことを目的とした一種の運動であり、正式な制度ではない。大阪府や和歌山県の公立高校の普通科では、中規模な学区制を採用しているため、制度上は誰でも学区内の学力に応じた高校に進学することができる。
しかし、地元集中が展開されていた地域では、特定の地元公立高校一校のみを目指す進路指導が徹底して行われていたため、学区内にある他の高校への進学、および学区内の他の地域から地元集中高校への進学は非常に困難になっていた。

もっとも、地元集中自体は、高校受験で受験生が「自分の行きたい高校に進学する」という当たり前の行動を許さない運動(中学校によっては、学区が設定されていない公立高校の専門学科や、私立高校への進学すら許さない)なので、個人の自由が尊重されていない問題運動だと指摘されている。


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タグ:地元集中
posted by 塾長 at 02:02 | 日記
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